長期修繕改修

建物の生涯コストは初期投資の数倍。長寿命化技術が経済的にも重要です。

初期投資の数倍にものぼると言われる建物のライフサイクルコスト。これを最小限に抑えるため、修繕工事の内容と周期、概算費用のシミュレーションをもとに、最適な長期修繕計画を提案します。環境対策や省エネルギーへの取り組み、機能のニーズの変化に適切に対処し、建物をつねに良好な状態に維持します。

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長期修繕計画によるシミュレーション

修繕工事の内容と周期、概算費用をシミュレーションしたものが、長期修繕計画書です。築後30年から50年の計画を立てるケースも多く、マンションなどでは修繕積立金を設定するのが一般的です。ただし、市場状況などを踏まえ、5年ごとの見直しをおすすめしています。

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建物診断

年月とともに、建物の目に見えない部分も劣化が進み、さまざまな不具合が生じます。建物の劣化がどの程度進んでいるかを早期に診断し、適切な対処を施すことで、建物の快適性や安全性を確保し、資産価値の維持向上をサポートします。

建物診断のチェックポイント

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建物診断技術

赤外線カメラによる外装タイル剥離診断

建物の外壁などに浮きや剥離などの不具合が発生した場合、浮き部分にある空気層の断熱作用により建物内部への熱の伝わり方に差が生じます。それを赤外線カメラで捉えて、可視化する診断法です。

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  • 外装・躯体診断

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    • コンクリートひび割れ調査
    • 空隙内視調査
    • 防水調査
  • 構造診断

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    • コンクリート強度調査
    • 鉄筋調査
    • 耐震診断
  • 設備診断

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    • 設備機器劣化状況調査
    • 省エネ度調査
    • 室内環境調査