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■ ゆれガード

機器免震(美術館用)ゆれガード

低床免震システムの特徴

  • 積載物の重量が変わっても免震効果は一定
    (地震の揺れを150Gal以下まで低減)
  • 積載位置が偏っても免震効果は一定
  • 設置後のメンテナンスは不要
  • 連結可能・簡単設置
  • 製品高さ40~200(㎜)
    スペースの少ないケース内での免震も可能
  • 標準耐荷重15Kg~750Kg

三嶋大社宝物殿
三嶋大社宝物殿(展示ケース)

免震効果を得るための「ゆれガード」機構

減衰力車輪と車軸の摩擦により、
揺れを抑える減衰力を得ています。

images

復元力中心へ向かって傾斜したレールが、
復元力を発揮します。

images

ゆれガードの性能

過去に起きた大地震のデータをもとに、三次元振動台にて地震を再現した実験を繰り返し、研究を重ねた結果、最大1/10程度にゆれを抑え、安定した免震性能を実証しました。また、積載するものの台数やさまざまな形状に応じて複数台の連結による対応も可能です。

ゆれガードの性能

三次元振動台実験の模様(美術品を載せての比較実験)

加振前
加振前

不安定な形状の置物を、1つはゆれガードクロスを設置した展示台、もう1つには設置していない展示台の上に載せた状態。 3次元振動台の加振入力は阪神淡路大震災を想定し、入力波 JMA KOBE1995 3軸同時100%で実施。

加振
加振時

ゆれガードの無い展示台では加振してすぐに置物が落下。一方、ゆれガードがある展示台では地震加速度が大幅に低減されているため、置物に異常な動き(揺れや位置のズレ等)は特に観られなかった。

加振終了後
加振終了後

ゆれガードの無い展示台の置物は落下後、破壊。ゆれガードを設置した置物は全く異常なし。また、ゆれガード自体も地震時の変位移動に対して、元の位置に復帰しているのが確認された。

ゆれガードの仕様

型式寸法W×D×H[mm]質量[kg]変位[mm]積載許容荷重[kg]
HBR-370370×370×501216515以下
HBR-400400×400×501418015以下
HBR-440440×440×501619520以下
HBR-500500×500×823520040以下
HBR-500S500×500×826520060以下
HBR-600600×600×823820040以下
HBR-600S600×600×827520060以下
型式寸法W×D×H[mm]質量[kg]変位[mm]積載許容荷重[kg]
TCR-800800×800×168(LA)173215450
TCR-900900×900×168(LA)200230500
TCR-10001000×1000×168(LA)240230600
TCR-12001200×1200×193(LA)365230750
※LA=レベルアジャスター

※本装置は地震発生時において積載物への加速度の低減および転倒の危険性を低減するものであり、積載物の移動・転倒しないことを保証をするものではありません。

※本装置は免震装置であり地震時に変異範囲内のエリアで動きます。移動範囲内には物を置かないでください。また、設置の際は屋内の平坦な場所に設置してください。

ゆれガードの導入実績

  • 東京国立博物館
  • 青森県立郷土館
  • 大阪市立東洋陶磁美術館
  • 国立近代美術館
  • 三嶋大社宝物館
  • 大山崎山荘美術館
  • MOA美術館
  • メナード美術館
  • 大阪市立東洋陶磁美術館
  • 百済音展
  • 愛知県美術館
  • 大阪市立東洋陶磁美術館
  • 北区飛鳥山博物館
  • かわら美術館
  • 山口県立萩美術館浦上記念館
  • ブリヂストン美術館
  • 石川県立美術館
  • 広島歴史民俗資料館
  • 東京国立博物館平成館
  • 岐阜県美術館
  • 熊本如水館
  • 群馬県立博物館
  • 豊田市美術館
  • 中国陶瓷美術館(敦煌記念美術館)
  • 石橋美術館
  • 神戸市立博物館
  • 福岡市立美術館
  • 青森県立郷土館
  • 安宅コレクションの至宝展